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『無彩限のファントムワールド サマーフェスティバル』感想

『無彩限のファントムワールド サマーフェスティバル』に行ってきました。

会場は舞浜のアンフィシアターです。舞浜は初めて行きましたが、座席のスペースが映画館のように広くて快適でした。

席はBD第1巻の優先応募券での購入だったので前から7列目の正面寄り。ステージのせり出した部分に演者さんが来ると本当に近くに感じられて、控え目に言って神席でした。通路脇だったので視線も通りやすかったです。

こういうファンイベントには初めて行きましたが、無彩限が男性向けの作品だった割には女性もそれなりにいたのが意外でした。見た感じ2割くらいかな。

内容はラジオの公開録音のような感じで、作品にちなんだコーナーを幾つか。


田所あずささんが距離にして10mもないくらいまで近くに。映像か豆粒サイズでしか見たことがない人が、自分と比較して身長が小さいんだなと感じられるくらいの距離にいるのって本当に感動します。ライブと違って柵や機材など遮るものがないから余計に。「他の声優さんと並んで」ではなく、自分と比べることができる感動。

上坂すみれさんの歩き方がすごく綺麗でした。ハンドパペットを付けた時もポーズが決まっていて絵になります。格好良いのに会話の端々が赤くて素敵。

下野紘さんは、ほぼ男性一人で、しかもMCで回していて凄かったです。正直、作家の作ったステージイベントの台本の質は低く、嫌がることをして笑いを取るタイプで、私はあまり好みではありませんでした。
ただ、その中でも、時には汚れ役もしながらMCとしてステージを回していました。客層も男女それぞれだし、ライブとは違い、お約束の流れがあるわけではない中で、あそこまでステージを回せていたのは流石です。楽しい空間になったのは下野さんの手腕によるところが大きいと思います。

公開アフレコで内田真礼さんが小糸の声を出していて(それ自体は当たり前なんですけど)、改めて見聞きすると声優さんってすごいなって思いました。自分で身体を動かしているわけではないのに、アクションシーンの登場人物に合わせて声を当てられるってスゴい。


「もしかしたら、2期発表あるかも!?」って期待していましたが、残念ながら発表はありませんでした。ここで無いとなると二期の希望は極めて薄そうですね。女の子の動きが可愛らしい京アニの作風で、こういった感じの作品が見られるのは、私の好みにマッチしていただけに残念です。


イベントは全部で2時間20分ほど。振り返り映像とかが流れるわけではないので、演者さんはほぼ出っぱなしで、非常に満足度が高いイベントでした。神席で見られたのも大きいです。

すごく楽しくて、開けた月曜日には「ロス」を感じるくらい楽しい時間でした。参加できて良かったです。